仕事やめて世界放浪してくる

2018年7月から、世界一周の旅に行ってきます!

エジプト⑲ アビドゥスとデンデラ

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

 

 

◆2019.1.8

今日はルクソール近郊の遺跡、アビドゥスにあるセティ一世の葬祭殿と、デンデラにあるハトホル神殿という遺跡を見に行きます。

ここれらはエジプトでも、有名な割にあまり訪れる人がいないマイナーどころ。

その理由第一位はダントツでアクセスが悪いから!

 

どちらもルクソールより北にあってまとめてまわってこれるんですが、ルクソールからこの2箇所をまわってくるだけで1日かかる。

それにルクソールからのバスはなく、タクシーをチャーターしなちゃいけない。

しかもそのタクシーがめちゃくちゃ高い!!

1日で1,100ポンド(6,600円)らしいです。

なんでも特別地帯で警察が護衛しなきゃいけないからこの値段なんだとか。

 

昨日宿についたときにその話を聞かされていたのですが、同じ宿に泊まっていた日本人のおばちゃんにめちゃくちゃ勧められたこともあって、「この際だから」ということで申し込みすることに。

 

ちなみに相方と2人で割ると1人3,300円。

めちゃくちゃ高いので、なんとか同じ宿の韓国人や日本人の大学生を誘おうとしたんですが…。

結局うまく行かず2人で行くことに。

まあいいけどね。

そのくらいの価値はあった(気がする)ので。

 

朝の7時ころに集合して出発。

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ナイル川沿いをひたすら北(川下)に走ります。

 

アビドゥスもデンデラナイル川沿いにある遺跡です。

ルクソールから50kmちょい北に行くとデンデラがあり、更に100km北に行くとアビドゥスがあります。

今日ははじめに一気にアビドゥスまで行ってしまって、あとからデンデラに寄る形になるみたいです。

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砂糖のもとになるやつをめちゃくちゃ積んでる。

 

宿の人が行ったとおり、途中からは警察車両がずっと後ろにくっついていました。

ドライバーに「ここって危ないの?」って訊くと、「そんな危ないはずないんだけどねー」って答えてました。

多分必要以上に安全さをアピールしたいんじゃないかと。

観光で売ってる国ですからねー。

 

 アビドゥス到着。

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ここのチケットは入場券だけで写真が取れるので良心的。

100ポンド(600円)です。

 

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ここはセティ1世と息子のラムセス2世がつくった葬祭殿らしいです。

祀られているのは古代エジプトの神々とセティ1世自身です。

中でもこのアビドゥスの地は、昔からオシリス神信仰の場所だったらしいです。

 

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神殿自体はあまり大きくないです。

カルナックと比べるとかなり小さいんですが、色がついている壁画が多くあざやか。

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左側に座ってるのがオシリスですね。

その後ろが妻のイシス。

右側で捧げ物をしてるのは、セティ1世かラムセス2世?

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神様の前で決闘している図。

個人的にけっこう好き。

 

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王の死。

 

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象形文字の中って結構色んな種類の鳥がでてくるんですよね。

うまくかき分けててなんとなくどの鳥だかわかるのがすごい。

 

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ここに記されているのは過去の王の名前を記した王命表らしいです。

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原始時代の落書き。

 

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右がセティ1世で左が少年時代のラムセス2世らしいです。

ラムセス2世は王様として有名ですが、1個人としても屈強な戦士だったらしいです。

 

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 警備のエジプト人が、「ヘリコプター!ヘリコプター!」と叫んで教えてくれた場所。

天井の梁の一部に、ちょっとわかりにくいですが側面右側にヘリらしきものや飛行船らしきものが。

へー!とちょっと感心してしまったんですが、あとから調べるとただ象形文字が重なって彫られていて、そういうふうに見えるだけらしいです。

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神殿の隣にあった小さな遺跡。

ここはオシリスの墓と言われている場所らしい。

 

一通り見学してからデンデラへ。

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ここはアビドゥスよりルクソールに近い分、そこそこ人がいました。

 

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ここは建てられた後に、コプト教の勢力に占領された事があったらしいです。

その時偶像崇拝禁止の理由から、壁画の一部が傷つけられています。

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天井が綺麗。

柱の上にある顔はハトホルという神のものです。

ホルス神の妻なんだとか。

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ここも全部人の部分だけ…。

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なんかアルファベットっぽいのが書いてありますね。

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象形文字は心なしか他の神殿より荒い。

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デンデラの神殿は細い通路や階段があって探検してるみたいで楽しい。

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屋外にも小神殿。

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奥の部屋の天井。

ヌトという女神が太陽を飲み込んで、翌日生み出すというのが描かれているらしい。

 

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エジプト人のおっさんが、地下に通じる道を教えてくれました。

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地下に入るとちょっと雰囲気が変わる。

中南米の遺跡にこういうのありそう。

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これ、ランプらしいです。

ウソです。本当は蓮の花と蛇みたい。

 

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こっちも見学が終わった後、ルクソールに帰還。

ルクソールではカイロで宿が一緒だった人が2人新たに来ていたので合流。

一緒にまだいけてなかったルクソール神殿に行きました。

 

 

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ルクソール神殿は夜10時まで開いており、ライトアップが楽しめます。

ちなみにここのオベリスクが片方パリに行ってるらしい。

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これでルクソールは大体見終わりました。

そういえばルクソールの街自体は、食事どころも少なくパッとしない街でした。

これ以上長居する必要もないので明日さっさと南に向けて移動します。

 

明日は寄り道しながらアスワンまで行ければいいかなー。

 

エジプト⑱ ナイルにはぐくまれ、古代都市テーベとその遺産

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

 

【テーベ】

現在のルクソールの場所に位置した古代都市。

古代エジプト時代を通して主要都市として栄えた。

特に新王国時代(紀元前15世紀~10世紀あたり)には、王国の首都としてその最盛期を迎える。

今でもルクソールの街中に神殿などの遺跡が残るが、そのほとんどがラムセス二世によって建築、増築されたものである。

 

 

◆2019.1.7

カイロからルクソールに向かうバスの中で目が覚めた。

時刻はAM3:00。

夜明けにはまだ全然早いこの時間に起きてしまった理由は、めちゃくちゃ寒いから!

クーラー効かせすぎじゃね?と思ったけど途中の休憩所でバスから降りたとき、外もそこそこ寒かった。

カイロもそうだけどエジプト全般的に夜はけっこう冷えるんだよね。

多分沖縄のほうが全然暖かい。

 

メインバッグを車内に持ち込んでいて助かった。

パーカー以上の防寒着を持っていないため、バッグから寝袋を出して座席に座ったまま寝袋にくるまる。

それでも寒いがこれ以上為す術がないため必死で寒さに耐える。

 

朝6時ころ、バスは予定どおりルクソールに到着。

そのままの足でホテルに向かうことにする。

 

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街中で見かけた駅。

一瞬遺跡かと思った!

 

宿はボブマリーハウスという宿。

2人だったのでツインルーム。確かトータル1,000円くらいだった。

 

宿で朝食を有料で食べさせたもらいながら今日、明日の作戦会議。

 

ここルクソールは古くはテーベと呼ばれた場所で、神殿がいっぱいある場所なんです。

南北に走るナイル川を境にして、テーベは東側と西側に分かれており、

西側は「王家の谷と」呼ばれる王族たちの墓を中心とした「死者のための場所」が広がり、反対に東側はカルナック神殿を中心とした「生者のための場所」となっている。

 

それぞれ宿では「西側ツアー」や「東側ツアー」といった各種ツアーを申し込む事ができる。

がんばれば1日で「西側ツアー」と「東側ツアー」両方に参加してルクソールを1日で見て回る事ができるのだが…。

正直僕も相方もツアーは好きじゃない。

 

宿の人には「東側はバスがあるから自力で回るのも難しくないけど、西側はツアーに客を流すためにバスが全くないから大変だよ」と言われるが、まあ最悪歩けばいいでしょ。

ちなみに昨日から一緒に行動しているのは、全く宿に泊まらずヨーロッパをチャリンコで横断した馬鹿野郎です。

僕より確実にタフなので僕がOKなら彼もOKのハズ。

 

ということで今日は自力で、西側にある「王家の谷」、「ハトシェプスト女王葬祭殿」と東側にある「カルナック神殿」をまわることにします。

最悪の場合20kmくらい歩くことになりますが、まあうまくタクシーかローカルの車を捕まえましょ。

 

ちなみにチャリが借りれるという話もあったんですが、1日50ポンド(300円)らしい。

安くないのと借りに行くのがめんどいため今回はパス。

 

ちなみにこの時点で明日の予定も組んでいたんですが、その話は明日まとめて書きます。

 

 

一回ホテルで落ち着いたから気付いてしまったが、確実に体調崩したな…。

喉が痛いのと鼻水、咳が…。

確実に昨夜の寒さのせいだけど、何日かしても治らなかったら1日休みを入れよう。

あれだけカイロで休んだからなあ。いまはもう少し動きたい。

 

 

まずは王家の谷に行きます。

宿や駅、バスターミナルなどのダウンタウンはナイルの東側にあるため、西側の王家の谷に行く場合は、まずボートでナイルを渡ります。

 

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ボート。

最初に声を掛けられたボートが1人10ポンド(60円)だった。

ぼられてるのかどうかはわからなかったが、まあそのくらいの値段ならいいかーということで即決。

 

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2人だけ乗せたボートはすぐに対岸へ。

 

そっからはタクシーをキャッチ。

うまく見つかるかどうか不安だったけど、いっぱいタクシー走ってました。

王家の谷まで10kmくらいで、50ポンド(300円くらい)。

 

ちなみにここルクソールでは、Uberは範囲外のため使えません。

そのため相場がよくわからんけど、バスがない観光地だしこんなものでは?

 

ちなみにドライバーには「王家の谷の前で待ってて帰りも送ってやるよ」とひつこく言われましたが、お値段びっくり400ポンド(2,400円)。

当然却下しました。

 

すぐに王家の谷に到着。

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なかなか立派な岩山に挟まれた渓谷だった。

王家の谷という名前に負けてないな。

 

ここ王家の谷にはエジプト新王国時代のファラオのミイラが埋葬された土地である。

新王国時代(紀元前15世紀~10世紀ころ)とは平たく言うと、エジプトが最も栄えたときらしい。

ツタンカーメンやラムセス二世、アメンホテプ四世などの名の知れたファラオたちもだいたいこの時代のファラオです。

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全体像はこんな感じ。

KV1とかって書いてある所がそれぞれお墓になってます。

ここの入場料は200ポンド(1,200円)なんですが、チケット1枚でこのいっぱいあるお墓の中から3つだけ好きな所を選んで中に入れるんです。

 

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早速チケット購入。

ちなみにラムセス4世、ツタンカーメン、後誰かもうひとり(忘れた)のお墓は特別扱いになっており、それぞれの特別チケットを買わないと入れません。

本当はツタンカーメンに入ろうかなーと思ったんですが、そっちは250ポンド(1,500円)と驚異の価格!

そんな払ってまで見たくないと思い諦め、代わりにラムセス四世(こっちは100ポンド、600円)の特別チケットを買うことに。

 

ちなみに写真を撮りたい場合は別途写真チケットを購入する必要があります。

300ポンド(1,800円)。高すぎるのでもちろんパス。

 

地図を見ながら入るお墓を検討。

ラムセス4世に加えて、メジャーどころのラムセス五&六世(一つのお墓にまとまっている)、ラムセス九世、タァウセルト&セトナクトのお墓に入ることにしました。

 

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エントランスからエリアに入った後は、山間の道を歩いて進みます。

一応乗り物にも乗れるんですが、徒歩でも5分らしいので。

でも先が見えない。ほんとに5分で着くのかー?

 

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と思ってたら不意に視界が開けた。

ここがお墓の中心部のよう。

ここから道が枝分かれしており、自分がみたいお墓にいけます。

 

 

最初に入ったのはラムセス五&六世の墓。

 

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めっちゃ豪華です。

 

写真チケットないけど写真撮っちゃってます。

一箇所くらい写真撮りたいと思って、ちゃんと警備員に賄賂渡したからね。

一墓50ポンド(300円)。

ぶっちゃけ真面目にチケット買うより、賄賂渡したほうが安くすみます。

 

ちなみにここではこっそり写真を撮るのはやめたほうがいいです。

抜き打ちでカメラチェックされるので。

バレるとけっこう高い賄賂を要求されちゃいます。

 

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これぞ象形文字って感じ。

圧倒される。

 

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この後、ラムセス九世、タァウセルト&セトナクトに入りました。

写真は20ポンドまでなら撮らせてもらおうかなーと思ったのですが、両方30ポンドまでしか賄賂の値段が下がらなかったのでパス。

 

 

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最後に入ったのはラムセス4世。

 

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ここでは「写真撮っていい?」って訊くと、「撮ってもいいから早く行け」みたいなジェスチャーをされたので、堂々と撮らせてもらうことにしました。

特別チケットのお墓だから、写真チケットなくても撮っていいルールなのかな?

 

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お次は王家の谷を後にし、ハトシェプスト女王葬祭殿に行くことに。

移動はタクシーで。

行きを送ってくれたドライバーが「帰りのタクシー見つけるのは難しいよ!」なんて言ってましたが、数十秒で見つかりました。

5kmくらいで30ポンド(180円)。

 

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ハトシェプスト女王とは古代エジプト唯一の女ファラオです。

彼女が祈りのためにつくったのがこのハトシェプスト女王葬祭殿です。

 

 

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相変わらずカラフルな内装。

左のファラオ?が持っているのはお酒らしいです。

 

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象形文字の中にやたらリアルな鳥が。

 

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こうしてみると天気良すぎるな。

 

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ライオン。

 

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剥げ掛けているが、アメン神だと思われる。

天井は夜空に星がぎっしり。

 

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最後は東側のカルナック神殿へ。

再度タクシー(30ポンド)でナイルまで戻り、ボードでナイルを渡ります。

さっきは10ポンドだったけど、今回は5ポンドでわたれました。

渡り終わった所から少し歩いてバスを捕まえ、目的地に到着。

 

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すげー人!そしてめちゃくちゃでかい!!

ルクソールではここが一番良かったかも知れない。

 

ちなみにここカルナック神殿は、エジプト最高神と呼ばれることもあるアメンを祀った神殿です。

その建築は新王国時代の複数の王を通して行われてきました。

建設に携わった王の中で代表的なのは、ラムセス二世やセティ一世です。

 

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正面の門を抜けると、大ホールがあった。

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大量の柱が立っている柱列室。

 

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片方のオベリスクが折れちゃってます。

これってパリに持ってかれたやつじゃね?とか話してましたが、持ってかれたのは別の神殿(ルクソール神殿)のオベリスクでした。

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別角度から。


神殿の外側は荒れ地のよう。

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 へんな顔の象形文字

 

 

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少し離れた高台から全体像を見る。

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こがねむしみたいなやつ。

周りを何周かすると幸せになれるみたいで、廻ってる女の子たちがいた。

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でっかい壁画。

ラムセス二世が捕虜を殺す所をえがいているらしい。

 

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象形文字だけど、下のやつ彫り深すぎない…。

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うっすいですが戦いの絵です。

 

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カルナックから帰ってくるときに見た夕焼け。

エジプトは夕焼けが一番綺麗な国なんて言われるけど、本当かも知れない。

 

 

テーベの遺跡を見て思いましたが、やっぱエジプトってすごい。

でも、それもこれもすべてナイル川のおかげ。

この川が定期的に洪水を起こしたおかげで、エジプトの大地は水分と栄養を得ることができ、農作物などを育てることができたんだとか。

そうじゃないとこの雨が少ない地域で、こんなに豊かな文明は生まれないだろう。

 

目先の豊かさがあって、初めて文明は発展できるといういい例かも知れない。

 

 

明日はルクソールから行ける範囲で、少しだけ遠くに足を伸ばしてみます。

エジプト⑰ アフリカ南下はじまります

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

 

 

◆2019.1.6

今日、待ちに待った日本大使館の営業がやっと始まる。

このときを待って、カイロに1週間以上も居たんだ…!

今日中になんとか、日本大使館からスーダン入国のための推薦状をもらい、スーダンのビザを取得し、今日のうちにカイロを出発してルクソールという都市に向かいたい。

 

時間もないため、朝一で日本大使館に行きます。

一緒に行くのは同宿のパスポートを無くした彼。

今日帰国の手続きをするらしい。

 

9時ころ日本大使館に到着。

日本大使館では30分ほどの手続きで、すぐに推薦状(レター)を発行してもらいました。

ちなみに持ち物はパスポートくらいでOKです。

手続きの際、「私は渡航中止勧告が出ていることを承知でスーダンに行きます。危険な事があっても自己責任です。」っていう内容の誓約書に署名をしました。

こういっちゃなんだが、いよいよアフリカらしくなってきたという感じ。

 

ちなみに翌日の1/7はコプト教のクリスマスのため大使館は休みなようでした。

ほんとエジプトには関係ない年末年始に休んだり、エジプトだけの祝日に休んだり。

いいとこ取りしすぎじゃん。

 

推薦状をもらったらすぐにスーダン大使館へ。

 

午前中に申請したら午後にはビザが受け取れると聞いていたので、10時半ころスーダン大使館についたときには「勝った…!」と思った。

しかし、大使館の中に入ってみると「え…まじで?」って思うほどの人人人。

大半はスーダン人でビザとは別の申請をしているみたい。

 

ちなみに旅行者は、6人くらいの中国人と欧米人が2人だけ。

 

窓口に並んで申請をしようとするのだが、その申請手順がかなりめんどくさく、同じ窓口に何度も並ばなければならないのです。

①窓口で申請書を受け取る→②申請書書く→③申請書とパスポートのコピーを取る→④窓口でチェックしてもらう→⑤ビザ代150ドルを払う→⑥窓口に申請書とビザ代支払いの領収書を提出する

 

毎回窓口に並ぶのが時間かかるのと④の申請書のチェックでめちゃくちゃ時間がかかり、結局申請が終わったのは午後2時ころ。

それでも午後4時ころには渡せると言われたので一安心。

 

ちなみに申請に必要な書類は、申請書(大使館でもらう)、パスポートのコピー、写真2枚(4×3を持っていったけどおそらくサイズは適当)、日本大使館からの推薦状です。

 

ちなみにコピーは大使館内でできます。

申請書2ページと、パスポートの写真のページとエジプトビザのページの計4枚コピーして10ポンド(60円)でした。

 

申請書ですが、めちゃくちゃわかりにくくて書きにくいです。

何がわかりにくいって、項目によってラベル(項目名)の右側に内容を書く項目と左側に書く項目が別れてるんです。

 

例えば

Surname:Yamada

Givenname:Taro

みたいに書く所もあれば、

1/1/1990:Birthday

Japan:Birthplace

みたいに書かなきゃいけない所もあったりとか。

 

最初それに気づかず、ところどころ間違った記述になってしまった。

あと、滞在先やスポンサー(受け入れ先)の欄も全部空欄で出したけど、まったくお咎めなくOKだった。

まあ大体わかればいいらしい。

 

一緒に申請をしていた中国人が居たのですが、彼は申請中にケータイを誰かにすられたらしい。

アフリカの怖さの一端を見た気がする…。

あまりにも人が多すぎたからそいつもケータイは諦めてたが。

 

申請が終わった後は大使館内で飯をくったりだべったりして待っていたものの、4時ころになっても全然呼び出しがかからない。

一応窓口では人が動いていて、名前を呼び出してビザが貼られたパスポートを手渡しているのだが、その作業が遅い遅い。

1人に渡した後、次の人を呼ぶまでに5分かかるもんだから、ぜんぜん大使館から人がはけていかない。

なんでこんなに時間がかかっているのかもわからないが、このマイペースさもアフリカンクオリティなのかもしれない。

 

 

僕ら外国人は一番後回しにされたらしく、結局ビザを受け取ったのは7時ころ。

一度宿に帰って荷物をピックアップ。そして一緒にルクソールに行く日本人とも合流して夕食をとる。

 

ちなみにカイロでの最後の晩餐は、

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コシャリ…ではなく…

 

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パスタでした。

隣でコシャリ食ってる友達を尻目にふつうのパスタ。

カイロで何度かコシャリは食ったけど、まずくはないがそこまで好きにはなれなかった。

同じ宿には3食コシャリを食べていた変人もいたので、人によるらしい。

個人的にはコシャリで生きてける人はインドでも生きていけると思う。

 

 

近くのバスターミナルからバスでルクソールに出発。

明日の朝にはルクソールに到着です。

エジプト⑯ 隠れ住むコプト教徒と洞窟の修道院

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

 

 

◆2019.1.5

昨日まででだいたいカイロでの観光を終えたのだが、なんとも少し物足りない。

明日はもう(というかやっと)カイロを出発する日なので、どっか行くとしたら今日しかないよなーと思っていると、同宿の韓国人から雰囲気のいい修道院があるという情報を教えてもらう。

なんでも、韓国人の間では有名な場所で、彼のイチオシの場所らしい。

そこまで言うのなら、ということで行ってみることに。

 

 

修道院に行く前に、一緒に修道院に行く日本人の買い物に付き合う。

なんでもカイロでは安くて質がいい育毛剤がいっぱい売ってるらしく、お土産用にいっぱい買い込んでいた。

お土産と言っても、ネタ用とガチ用両方あるらしい。

 

次は僕の用事。

宿の近くに「エジプト国立図書館」という図書館があって、けっこう古くていい感じの建物だという話を聞いていたので見に行くことに。

 

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あれ?なんか新しい?

場所間違えて新館に来ていた…。

しかも旧館はけっこう遠く、金土は休みで入場できないらしい。

泣く泣く諦め、本命の修道院に向かう。

 

 

修道院の場所は、GoogleMapで「Saint Samaan the Tanner Monastery」で検索すると出てきます。

サファリから行こうとすると、数日前に行った死者の街の更に向こう側です。

一応歩ける距離ですが、往復するとかなりきつい。

今回は複数人なのでUber使っちゃうことに。

 

Uber修道院まで行ってもらうはずだったんですが、修道院まで2kmくらいという所から、道が極端に狭くなってごちゃごちゃしており、タクシーじゃ全然勧めない。

結局途中で降りて目的地まで歩くことにした。

 

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カイロの市街も汚いが、こっちはそれに輪をかけて汚い。

てかスラム街?みたいな感じなのかな。

 

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ヤギや牛などの家畜もたくさん居た。

雰囲気はインド。混沌レベルもインドクラス。

 

 

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ただ、子どもたちはみんなフレンドリー。

今までのエジプト人だと、子供でも写真撮った後チップ要求してきたりしたんだけど、ここの子たちは全くそんなことがない。

 

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歩いていくとこんな門があった。

ここかな?と思ったけど、どうやら違うみたい。

地元の人に「ここは私達の場所だから入らないで」って言われました。

おそらくこっちも修道院とか教会だと思うけど。

 

ここ以外にも小さな礼拝所みたいな所がいくつかあるようでした。

 

 

ここで少し説明しておくと、今日行く修道院コプト教というキリスト教のなかの一派の修道院です。

コプト教はエジプトのアレクサンドリア発祥で、昔からエジプトを中心としたアフリカ北部に根付く信仰です。

エジプトの国民はほとんどがイスラム教徒ですが、実は約1割ほどはコプト教徒であるらしい。

 

ただやはり宗教的少数派のため、イスラム教徒から迫害を受けたり、イスラム国のテロ攻撃の対象になることもあるよう。

行くまで知らなかったけど。

 

このスラム街に住んでいる人も多くはコプト教徒で、イスラム教徒から隠れるようにここで暮らしているらしい。

 

そんな街並みの中をどんどん坂を登るように進んでいくと、一気に視界が開けた。

 

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切り立った崖にイエスらしき姿が彫ってある。

どうやら目的地に到着したらしい。

 

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教会らしい建物があったが、こちらは休みなのか入れなかった。

 

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教会前で何にかの子供が遊んでいた。

カメラを持っていったら、カメラを貸してくれという。

渡してやると、お互いを撮り合う撮影会が始まった。

 

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もう一つ教会のような建物があった。

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教会の上でたそがれる天使。

どことなくヤンキー感が。

 

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どうやらここが目当ての修道院の入り口らしい。

ここを下っていくと、

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修道院があった。

予想以上に大きい。

今日はだれも居ないみたいだが、MAXだと数千人は入ると思う。

 

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周りの壁には、聖書のシーンと思われる絵が描かれていた。

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帰りは時間もあったのでぶらぶら歩いて帰ることにした。

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途中またハン・ハリーリ市場に寄って、エジプト名物?のハトを食す。

お腹の中には味付きの米が入っていてなかなかうまいっす。

レストランに寄っては頭もついていますが、頭は皮くらいしか食べれません。

 

 

・・・後日談

翌日わかったことなのだが、この日すぐ近くの別の教会で爆破テロがあったらしい。

しかも何人か死人が出たとか。

宿の人には「ほんとに生きてんの?」なんて言われて足を触られたりしたが(幽霊じゃないかの確認)、日頃の行いのおかげか幸運にも生き伸びてました。

 

 

パレスチナとかイラクとか、一般的にちょっと危険と言われているところに行ったことがある人と話をすると、「そういうところに行くのが危険なのか、危険じゃないのか」っていう話によくなります。

実際に旅した人は、「危険危険って言うけどそんな危険じゃない。そもそも日本にいたって死ぬ事はあるし」みたいなことを言う人が多い。

まあこういうのはもちろん主観の話。

確かにどんな国にも住んでる人はいるんだし、多分千人の旅行者が行った所でほとんどの場合、すべての旅行者が無事に帰って来れるんだと思うけど。

ただ、何度かヒヤッとした経験をした身としては、やっぱり日本にいるときに比べると死ぬ確率って段違いに高くて、「危険だな」と思ってしまう。

 

カイロも警戒レベル1だからね。

(ちなみにホントに安全と言われている場所は警戒レベル0)

 

と言うことで、

皆さん危険な所に行くときは、日本にいるときの100倍くらいは死ぬ覚悟をしていったほうがいいと個人的には思います。

ふつう滅多なことはないとは思いますが…。

 

 

エジプト⑮ カイロに集う奇妙な日本人たち

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

 

 

◆2019.1.4

ギザのピラミッドとともに行っとかなきゃな-と思っていたのが、カイロにある国立考古学博物館。

ここにはエジプト中の遺跡から集められた物が展示してあるらしい。

 

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こちらが正面。

入場料は確か250ポンド(1,500円)とかだったと思う。

正直めちゃめちゃ高い。

 

庭にも石像っぽいものがあるが、流石にイミテーションだと思う。

なんか雰囲気本物っぽいが。

 

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展示室に入るとこんな感じ。ところせましと物品が展示されている。

けっこう圧巻。

 

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この博物館だが、解説が圧倒的に少なく、とにかく物量で押していくタイプらしい。

もはや何がどの時代のものかよくわからんし、見てると博物館って言うより倉庫に思えてくる。

 

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バラバラになっても、一緒に並んでたことはわかるらしい。

 

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真ん中がごそっとない。

これじゃ立ってたか座ってたかもわからないのでは…?

 

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柱もどっかの遺跡から持ってきたやつだった。

 

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なんかで見たことがある気がする。

左から、ホルス神、王族、セト神。

 

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こちらもホルス神とセト神のセット。

こんな感じで対になって書かれてるけど、仲は悪かったらしい。

セト神が、ホルス神の父親である(そしてセト神自身の兄でもある)オシリスを騙して殺したからなんだとか。

その結果セト神はホルス神に報復されることになるらしい。

 

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2階にはツタンカーメン関連のものも展示されていた。

 

ツタンカーメンのミイラは何重もの箱で覆われていたらしい。

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こんな感じの黄金の箱が4重ほど。

その中には、

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こんな箱が入っていて、

その中にいろいろ収められていたらしい。

 

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これが確か内蔵とかが収められていた?みたいな入れ物。

 

これとは別にツタンカーメンの墓から出てきた物だけを集めた部屋もあった。

ただ、そこは完全に写真禁止だったため写真割愛。

何故かそこの部屋だけ警備員がいて、カメラを向ける人をしょっぴいていました。

 

基本は装飾品の類が多かったけど、あのメディアでよく見る黄金のツタンカーメンのマスクもありました。

 

 2階にはミイラ室もあったんですが、どうやらこっちは別料金らしく、しかもけっこうなお値段がしたため諦めて帰ることに。

 

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博物館の裏。

多分これらもどっかの遺跡から発掘されたものだと思うけど、屋外に放置されて野ざらしになっている。

多分中に入らなかったんだろうなあ。

 

入る前はあんまり期待してなかったけど、めちゃくちゃボリュームもあって個人的にはけっこう楽しめたかなと言う感じです。

まあ欲を言えばちょっと事前に調べていったほうが楽しめるかも。

 

 

宿に帰ると新しい日本人ゲストが2人ほど来てました。

 

 

そもそも今泊まっているサファリホテルは、日本人宿と言ってもいいほど日本人が多い宿です。

感覚的には6割くらいは日本人かな。

メインでレセプションやってるスタッフも簡単な日本語なら話せるし、割と快適に過ごせます。

 

ダハブに引き続き2軒目の日本人宿ですが、ダハブ以上に変なやつが多いったら多い。

 エジプトにハマっちゃって長期休みのたびにカイロに来てる人とか、英語力0で世界一周してる人、大学に入学したものの一度も授業に出席せずに海外放浪してる人(なぜかサファリのレセプションを手伝っていた。しかも無償で。しかもなぜか宿代も真面目に払っているという…)。

他にも3年ほど世界周遊してる韓国人や、10年以上も旅をしながら作品を続けているスウェーデン人のアーティスト(なぜか作品は頼んでも見せてくれなかった。)。素性はよくわからないがかれこれ数ヶ月カイロに滞在してるおじいちゃん。

エジプトでパスポートなくして再発行手続き中の人、ヨーロッパをチャリで横断した大学生(しかも2ヶ月ほど一切宿に泊まらず野宿だったらしい。)。

他にも僕と同じで世界一周してる人や、半周してる人など、、、。

 

 

なんでこんなに変な人が集まってくるのかわからないが、やっぱりそういう環境の中で生活しているのはけっこう楽しい。

たまに議論めいた話をするときも、こういう特殊な環境下だとどこか話が抽象的になりがちで、どこか宙に浮いたようにふわふわしていく。

ただそれもそれでまた楽しいし、妙な刺激をもらえる。

 

ただこういう話をしていて思うのは、抽象的な話になればなるほど英語(母語以外の言葉)で話すのは難しいし、日本語で話せる相手がいてよかったなーって思う。

日本じゃ母語で会話できるのはあたりまえだけど、海外だと母国語以外で教育を受けなきゃいけない子供とかもいっぱいいるんだよなあ。

それって子供の教育にどう影響するんだろう。

 

以前セブに居たときローカルと英語で話す機会がたくさんあったが、彼らの英語は正直そこまでレベルの高いものじゃなかった。

でも彼らは英語で教育を受け無くてはならない。

それって本当に大丈夫なのかね。

 

昔誰かが「日本人にノーベル賞が多いのは、日本語で研究ができるから」みたいなことを言っていたが、そういうのもあるだろうなー。

 

 

 

とりあえずこれでカイロの観光は一旦終了。

あとはスーダンビザだけ取得したら、カイロを発って南へ向かいます。

エジプト⑭ pyramid is just pyramid

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

 

 

◆2019.1.3

せっかくカイロに来たので流石に一度くらいはピラミッドを見に行かないとなーと思い、ようやく重い腰を上げてギザに行くことにした。

ほんとチェックポイント扱いになっちゃってるのは勿体無いなーとも思うけど。

 

ちなみにギザっていうのは地名で、カイロとはナイルを挟んだ反対側の都市のことを指すみたい。

泊まっているカイロの中心部からは、メトロ+バスで簡単にアクセスすることができる。

昼過ぎに宿を出ると、ギザについた頃にはもう3時くらいになっていた。

 

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正面玄関。

車、バス、ラクダ、馬車、人が入り乱れる。

 

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入場料ですが、ピラミッドのあるエリアに入るだけで160ポンド(960円)です。

それに加えてピラミッド内部に入ろうとすると、追加で料金がかかってきます。

もう行った人に、ピラミッドは中入る価値ないよーって言われてたのでエリア券だけ購入。

 

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一個目のピラミッド。

このラクダに乗ってる人が「写真撮れ撮れ!」って言うから撮ったのに、撮った後バクシーシ(チップみたいなもの)要求されました。

まあ分かってたけどね…。

ラクダで追っかけてくるので、こえーこえー言いながら走って逃げる。

ラクダって意外に大きくて、追い掛けられると犬より怖い。

 

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 ピラミッドに登っている人がいっぱい。

あれ?ピラミッドって登っていいの?って思ったけど、ここだけ通路になっているんですね。

ちなみに通路より上に行こうとすると、警備員にめっちゃ怒られます。

 

 

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2つ目のピラミッド。

おそらくこれが一番大きい。

そんで頂上部だけ表面のブロックが剥がれずに残ってます。

 

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最後の3つ目のピラミッドが遠い…。

てか歩いてる人全くいない。

 

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こちらが3つ目。

ここのピラミッドには子供がついてます。

 

3つのピラミッドが見渡せるポイントがあるということを聞いていたので、目見当であたりをつけた場所に向かって、えんえんと砂漠を歩く。

 

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いいとこまで来たかなーと思って振り返ったらこれ。

中途半端も甚だしい。

 

ここまで来ると周囲数百m誰もいない。

なんかどうでも良くなって、ここからもとの道に戻ってしまった。

 

三大ピラミッドの中に入るのにはお金がかかるんですが、同じギザのエリアにある、Henutsen女王のピラミッドというもっとちっちゃいピラミッドには無料で入れるみたいです。

事前情報でそういう話を聞いていたので、そのピラミッドを探す。

 

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やっとピラミッドを見つけたと思ったら、警備員から営業時間の終了を告げられる。

どうやらピラミッドに入れるのは4時までらしい。

せっかくなので一箇所くらいは入っておきたい。

しつこく懇願して、20ポンド(120円)の賄賂を握らせて特別に入らせてもらうことに。

 

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狭い通路を通って、

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ピラミッド内部。

話には聞いてたけど、本当になにもないんだ。

象形文字の一つくらいあってもいいんじゃない?

他のピラミッドも同じような感じらしい。

 

ピラミッドから出るとさっきの警備員が待っていた。

どうやら金づるになると判断されてしまったらしく、写真撮ってやる~とか案内してやる~とかしつこく言ってくる。

あまりにもしつこいので細い道の方に逃げていたら、変な所に迷い込んだ。

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これもお墓の一種みたい。

てかピラミッドより、断然こっちのほうが遺跡っぽくて面白い。

ピラミッドは綺麗すぎてどうもね。

 

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壁画とか

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象形文字も発見。

 

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最後はスフィンクス見て、

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夕日を見て帰路についた。

 

ピラミッドもスフィンクスも、想像以上でも以下でもない、限りなく予想どおりのものだった。

そういえばそれぞれのピラミッドには名前もついていて、誰のお墓なのか分かっているらしいけど、そこらへんの情報を全く知らないまま見学が終わってしまった…。

ブログ書くときに気になって調べるかなーと思ったけど、全くそんなことはなかった。

ま、観光なんてそんなもんかもね。

 

エジプト⑬ 砂の国のモスクたち

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト 

 

 

◆2019.1.2

カイロについてけっこう経つのにまだ全くカイロ観光をしていなかった!

カイロといえばギザのピラミッドが有名だけど、ぶっちゃけ全く興味がそそられない。

…まあいろんな媒体で見てるからね。

 

ギザも見に行くつもりではあるけど後回しにして、今日はいろんな人におすすめされたイスラミックカイロ(イスラム街)へ。

 

宿からは3kmくらい。

散歩がてらに歩く。

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どこもかしこもごっちゃごちゃしてるカイロ。

 

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途中で大きめのモスクを発見したので入ってみる。

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カリグラフィの展示がやっていた。

 

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やはり美しい。

イスラムって偶像崇拝禁止だから、芸術の分野でもいろいろ制限が掛かっちゃうらしい。

だからこそ単なる文字をいかに美しく書くかってことに意識が集中していったのかもしれない。

当然イスラム語は読めないので雰囲気だけ楽しむ。

 

モスクを後にし、再びイスラム街へ向かう。

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ココらへんからがおそらくイスラム街。

てかこっちのモスクは色が地味!どこのモスクを見ても土気色ばっか。

今までの国のモスクとはだいぶ雰囲気違うね。

こっちのほうが砂漠の国って感じがしていいけど。

 

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モスク(?)とかのてっぺん屋さん。

 

イスラミックカイロに隣接するハン・ハリーリという市場にも行ってみた。

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いろんな種類のランプがたくさん。

短期旅行だったら買って行きたかった…。

 

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ハン・ハリーリで有名な香水瓶。

日本から依頼があったので、ここで香水瓶を3つほど調達。

中くらいのサイズのやつ3つで合わせて100ポンド(600円くらい)。

これは後に同宿の人に頼んで日本に持っていってもらった。

 

 

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イスラミックカイロで一箇所、人がすごく集まっているモスクがあったので入ってみる。

ちなみにここ以外のモスクは入場料取られそうだったので入ってない。

なんかいろんなモスクに入れる通しのチケットがあって100ポンド(600円)とかだった気がするけど、モスクは今まで腐るほどみたからいいやーくらいな感じでスルー。

 

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グーグル・マップを見ていると、イスラミックカイロの東側に「死者の街」なる名前の共同墓地があることがわかった。

なんともその名前が気になったので行ってみた。

 

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こんな感じの建物がいっぱいある。

そういえばさっきイスラム街で見たやつが建物のてっぺんについてる。

 

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中はただの墓地です。

イスラエルで見た墓地に形は似てるけど、雰囲気は全然違う。

しばらくうろついたが特に見るものはなし。

まあ当たり前か。

 

ちなみにここは道が狭く、野犬がうろついている場所も多いので行かないほうが得策。

ミャンマー以来だが、軽く追い掛けられた。

 

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遠くにカイロで一番大きなモスク、モハンマド・アリ・モスクが見える。

せっかくなのでと思って足を伸ばしたが、営業時間に間に合わず入れなかった。

 

 

1日歩いて疲れたので、帰りはUberで宿まで。

実は今までタクシー自体あまり使わなかったので、Uberなんてインストールしたこともなかったんですが、使ってみればホント便利なもんですねえ。

GoogleMapの経路検索から呼び出しできるし、クレカで支払い可能。

1人の場合はバイタクも呼び出せる。

料金計算はシステムが適正価格でやってくれるから値段交渉の必要もない。

何よりすごいのが、みんな評価を気にしていて対応がすごくいいということ。

 

タクシードライバーなんて敵だと思ってたけど、結局は仕組みの問題?

でもなぜBooking.comを使っているエジプトのホテルの対応はすこぶる悪いんだろう?

謎だ。

もっと評価を重視させるような仕組みにしたら解決するのかどうか…。

 

Uber。いいものだと思うけど、やっぱりちょっとずるい気がするので利用はなるべく控えようかなと思います。

ただ、その街のタクシーの相場を調べるには便利なので、アプリだけは入れときます。

 

 

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夕食はダハブで一緒だった日本人とケンタッキー。

右の丼物みたいなものがあったので頼んでみたが、なかなかうまい。

やはり米が食えるって最高。

 

そういえばここ数日で、ダハブであった人たち10人くらいほぼ全員と合流しました。

 

大体の人は僕が泊まったサファリかその下の階のベニスに泊まっているから簡単に会えたんだけど、他の所に泊まっていてあんまり連絡取ってなかった人とも街でばったりあったりとかして再会して、一緒に飯食ったりしてた。

 

一緒の宿だった世界一周経験者曰く、ダハブ→カイロってのは鉄板の流れなので、いつの時代もだいたいこういう感じでみんな合流するらしい。

 

夜、同じ宿の1人が近くにバーを見つけたというので、何人かで飲みに行くことに。

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なかなか雰囲気の良いバー。

500mlビールが25ポンド(150円)。

ウイスキーとかもあるみたい。

かもたまに出てくるつまみがタダという神サービス。

 

 

場所はサファリの超近く(歩いて30秒くらい)ですが、めっちゃ見つけにくいです。

サファリのあるビルの東側にあるカフェの隣(サファリ前の通りから見て奥側)って感じですかね。

興味ある人は探してみてください。

 

ちなみにカイロはイスラムの国ですが、中央アジアなどと同じようにアルコールが法規制されているわけではない。

かと言ってやっぱり売っている店は多くなく、僕が探した限りではリカーショップが数件あるかなあくらいに思っていたんですね。

堂々とこんな店があるとは。

 

 

明日も引き続きカイロ観光します。