仕事やめて世界放浪してくる

2018年7月から、世界一周の旅に行ってきます!

メキシコ② すごいぞ!メキシコ国立人類学博物館

◆2020.2.1

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土曜の朝のメキシコシティは、昨日とはうって変わって閑散としていた。

 

 

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朝飯のタコスの揚げver。これもうまいがやっぱり揚げないほうがうまい。

食べながら今後の予定を考える。

実はまだメキシコでどこに行くか全く決めていなかったのだった。

 

メキシコで見たいものは2つあった。かの有名なテオティワカンの太陽のピラミッドと、カラクムル遺跡という密林の中にある巨大ピラミッドだ。前者は近くて観光もしやすい。メキシコシティからは半日で観光してこれるくらいだが、後者のカラクムルは遠い上に観光の仕方がよくわからない…。保護地域なのでガイドかツアーが必須っぽいけど、毎日ツアーが出ているかもわからないし、最寄りの街からも遠く、観光には丸一日かかる。メキシコシティからだと更に遠く、行って観光してとんぼ返りするだけで5日ほどは見ないと危ない。そうなるとかなり他の観光の時間がかなり削られてしまう。

 

正直カラクムルに行くなら今日あたりから準備を始めたかったんだけど、そんな気分には全然ならなかった。まあ今回はバケーションだしゆったり休暇を過ごすことにする。

やはりメキシコで10日は短すぎる。

それにこの時点でメキシコは気に入っていたので、またすぐ来ることになるだろうと思っていた。カラクムルはメキシコシティよりもメキシコ西部の観光の中心、カンクン側に近い。カラクムルは次回、カンクン中心に回るときのためにとっておこう。

 

 

代わりに今日はメキシコきっての博物館、国立人類学博物館に行くことにした。

ここもメキシコに来たら必ず行っておきたいポイントだ。

 

地下鉄と徒歩で博物館まで。

中心街からは少し離れていて、あんまりアクセスがいいとは言い難い。

 

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シンプルな外観。観光客は地元の人が多い印象。

入場料70ペソ(400円くらい)を払って中へ。

 

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館は「ロ」の字になっていて、無駄に立派な噴水がある。

 

そして中はめっちゃ広かった!

 

 

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メキシコではいくつもの古代文明が栄えてきた。アステカ、テオティワカン、マヤ、トルテカ、、、いくつかは誰でも聞いたことがあるのでは?

時代と文明でそれぞれ出土品の感じが違う。そしてその圧倒的ボリュームに圧倒させられる。

 

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こういう広いオープンスペースで展示してある感じがいいね。

 

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これは覚えている!通称「太陽の石」、この博物館の目玉商品だ!

アステカ文明の遺物で、そしてその書いてある内容はアステカの暦を表すものらしい。

「太陽の石」とは言っても今の太陽暦とは異なるものだったらしい。それでも一年が365日で構成されていたりと現在と通じるところもあるんだとか。

暦の他には、アステカが世界を支配することを正当化するようなことも表されているらしい。

東のロゼッタストーン、西の太陽の石のような感じで歴史を代表するような石なんだそうだ。

ちなみにこの石には、人類滅亡などの予言めいた事も書かれているらしいが、今までことごとく外しているらしい。

 

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オルメカヘッドなんて呼ばれるやつ。見たことありますよね。

近くにこれ系の遺跡あるなら見に行きたいなーと思ったけど、やっぱり結構遠い…。

メキシコ大きすぎるよ…。

しかも、ピラミッドとかの上に乗ってる感じ感じじゃなくて、普通の公園においてある感じ。ラ・ベンダ遺跡公園というところのやつが一番有名で保存状態がいいっぽいんですが、ネットで写真を見ても全くオーラを感じない。今回はパスかなあ。

 

4時間みっちりかけて一通り満喫し、展示室を後にする。

 

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みやげやのしゃれこうべ

 

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博物館の近くの公園で祈祷している人たち。

観光客用かなー。

 

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男だけじゃなくて女性も。

右側のおばちゃんの飾りがゴージャス過ぎてやばい。

 

 

このまま宿に戻るのももったいないので再び街ブラ再開。

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独立記念像は工事中。

 

独立記念像の付近は、ソナロッサ(zona rosa)という繁華街エリアになっている。

飲食店やバー、クラブなども並んでいたが、ゲイバーも多く、メキシコにおけるLGBT文化の中心になっているんだとか。

あと、かなりアジア系が多い!ここ以外ではほとんどラテン系の人しか見なかったのでびっくりしたが、どうやら韓国人が移り住むケースがけっこうあったようだ。

意外すぎる。

 

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夕食に食べた謎のもの。

黒いものがあんこのように見えるけど、甘くはない。

というか無味なんだけど…。

メキシコで初めてハズレを引いた。

 

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同じ店で頼んだこっちもだめ。

 

 

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夜になってくると繁華街の近くでも人通りが少ないところが多い。

てかホームレスとかは逆に少ないんだよね。トロントより。だから安全かと思いきや異様に静かすぎる通りが多いのだ。

 

ちなみにこのフェルナンド広場と言われるこの公園の周辺にはめちゃくちゃいっぱい立ちんぼがいた。

街を歩けば十字路ごとに必ず四隅にいるのだ。それも数人が集まってたむろっている。

客を待っているというよりも、そこでただだべっているのがライフワークであるかのように。

しかし、今までも立ちんぼは見たことがあったが、ここまであからさまなことはなかったな。一応メキシコじゃ違法らしいけど。

恐ろしい街だな、メキシコシティ

 

メキシコ① C.D.MX メキシコシティ

【メキシコ】

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首都:メキシコ(シティ)

為替:1メキシコペソ=4.75円

 

 中米の経済の中心にして、中南米でもブラジルにつぎ2番目の経済規模、人口を抱える国。

他の中米の国と同様にスペインの植民地であったため、今でもその影響が色濃く残っている。

首都の名前も国名と同じ「メキシコ」だが、区別をつけるためにメキシコシティと呼ばれることが多い。

 

 

◆2020.1.30~1.31

 

週6で年末年始も働き続けている僕に「休暇でもとってどっか遊びに行ってくれば?」とオーナーが言うのでその言葉に甘えて10日間の休みを取らせてもらうことにした。

そして行き先は”メキシコ”だ。

そもそもカナダに半年いる癖に、バスで数時間のナイアガラの滝にすら行っていなかったのだ。先にそっちに行くのが普通で、カナダへの礼儀かもしれなかったけど、正直カナダに対しては全く興味が湧いていなかった。

歴史も文化も浅い、移民が作ったただの先進国という感じ。

半年間で「カナダにしかないもの」って見たかなあ?カナダ料理といえばジャンクフードのプーチンくらいしか食べていないけど。イングランドの流れが強い国に料理を期待してはいけない…。これがまたフランス文化が強く残っているケベック州なら違うんだろうけど。まあでもただの先進国ってのは変わんないだろう。

 

でカナダを行き先の選択肢から省いたあと、旅費が高くなりそうなアメリカも省いた。南米大陸もゆっくり時間をかけてまとめて回りたいから除外…。

となってくると残る選択肢は少なくなってくる。

カリブ海のハイチやジャマイカなども考えたのだが、10日という期間が微妙だった。

小さい島1つにしては長い気がするけど、2島行けるほどじゃないな…。

そんなふうに色々省いていって残った中で、一番メジャーっぽい観光地がメキシコだった。

 

まあいつかは行ってみたいと思っていたからなあということで、速攻チケット購入。

そして1月30日の夜、仕事が終わった足でそのまま空港に移動し、メキシコはメキシコシティまでひとっ飛び!

フライト時間は4時間ほど。

 

メキシコ・シティ国際空港に到着。

 

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久しぶりに使ったパスポート。

せっかくページを増補したのにあんまり新しいページを使ってくれない…。

ちなみに左ページのメキシコのスタンプに被っている青い丸いスタンプは、ウガンダの赤道スタンプです。よく見ると電話番号が書いてあるので、どう考えてもおかしい。

 

 

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空港で発見したメキシコっぽいやつ。銅像。これこれこれ!

メキシコのこういう感じ、いいよなあ。今まで見たことがない独特な感じ。

 

イギリスの大英博物館やNYのメトロポリタン美術館で「こういうの、もうちょっと見てみたいなー」って思ったのが3つあって、それが①メキシコ、②メソポタミア(イラク)、③キプロス(ギリシア神話文化)だった。

今回メキシコを選んだのはそこからの流れもある。

 

メキシコについたのは早朝だったので、時間を潰すためにしばらく空港を物色しつつ、SIMについての情報を探す。

人に聞いたりWifi使ってネットで調べたりした結果、2,000円以上するなど意外に高いことがわかってSimは買わないことに決定した。

まあ空港のスタバとかで普通にネット使えてたから大丈夫そうだし。

 

 

街が動き出す時間になったので、空港からバスと地下鉄を使って市街へ。

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地下鉄の駅。

空港こそ英語があったものの、ここまで来るとあたりに全く英語表記はない。

道を聞いても言葉は通じない。聞いてはいたけど、アメリカの隣にあってこんなに英語が通じないなんて不思議すぎる…。

 

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地下鉄の中はなんか心なしか狭い。

車両の幅が日本よりも一回り小さい感じなのか、向かい合う人同士の足が当たってしまいそうだ。

これがもっと狭くなったら互い違いに相手の股に膝突っ込むことになるんだよなあ。

タンザニアのミニバスを思い出してしまった。

 

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車内にある駅の一覧にはそれぞれの駅のアイコンが描かれていてわかりやすい。

スペイン語が読めない身としては、あのマークで降りるんだなーとか思うしかないからね。

 

地下鉄で街の中心部まで。

メキシコシティは安宿が中心街に集まっているので観光にはかなり便利だ。

まずはそこで宿を見つけたい。

 

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ちなみに降りた駅のマークはこれ。

なんかのステージかな?なんて思ってたら、

 

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絵と同じもの発見。

実はこれがなんなのかはよくわからなかったのだが、おそらく何かの遺跡?なのかな?

遺跡にしては新しい気もするけど。

 

 

駅の外にあった屋台を見つけ、そういえばお腹が空いていたことを思い出す。

店員さんに注文しようとすると、当然ながら言葉が通じない。

メニューもスペイン語でさっぱりだったので、とりあえず他に来ていたグループと同じものを注文させてもらう。

 

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ちっこいの5つで35ペソ(170円)。そして食べてびっくり!これがめちゃくちゃうまいのだ。

いやホントに、うますぎて衝撃を受けたというのが正直なところ。なんだこれはうますぎるぞ…!

というかそもそもこれは何なのだろう?タコス?にしてはちょっと違う気がする。タコスってもっとパリパリしてなかったっけ?

と思ったのだが、どうやらこれが本場のタコスらしい。地域によっても違うんだろうけど、メキシコシティ周辺ではこの後も何度もタコスを食べたけど、結局カナダに帰るまでパリパリのタコスを見ることはなかった。

そしてこっちの柔らかいほうがめちゃくちゃうまい。

「柔らかいから」うまいってわけじゃないんだろうけど、なんかこう、全体的にめちゃくちゃうまいのだ。

この後もメキシコ料理の旨さには何度も驚かされるけど、この時点でメキシコ料理は僕の中の世界第3位になった。①ベトナム、②中華、③メキシコ。ただし日本は除く。

こう考えるとやっぱりイギリスの影響を受けた国は、食の面ではろくでもないなーと思う。あんなにいっぱい旧英植民地は回ったのに、琴線に触れる飯はなかった。強いていうならスーダンかなー。あそこはまずまずうまかったけど。

 

歩いて安宿エリアに向かう。

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市民の憩いの場ソカロ広場。これがメキシコシティの中心だ。

大きな国旗が特徴的だが、あのサイズの旗がきれいになびくことは稀だろう。

 

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ソカロ広場の近くには遺跡もある。

これはテンプロ・マヨールと呼ばれるアステカ文明の中心都市だった場所らしい。

アステカ文明といえば石仮面しか思いつかない。

メキシコには古代からいくつもの文明が、興っては衰退してを繰り返していたのだけど、その最後がアステカ文明だったと言っていいだろう。

16世紀にやってきたスペイン人がここを滅ぼして植民地化したことで、メキシコ独自の文化というのは終りを迎えたのだ。

 

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メキシコのトレードマークの一つおしゃれドクロ。

たまーに飾ってあるのを見かける。

 

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たくさん植えてあるこの植物はテキーラの元になるリュウゼツラン(アガベ)の一種だろう。さすがメキシコ。

写真だと見えにくいけど、右奥のほうに縦にそびえ立つサボテンも見える。

一気にメキシコ感が出てきた。

 

 

何件か宿を回っていい感じのところにチェックインした。小綺麗な8人ドミ、朝食付きで141ペソ(690円)。

めちゃくちゃ安い。物価感はタイレベルだ。

しかもまだ10時ころだと言うのに普通に入れてくれた。あれ?チェックアウト12時って書いてあるけど、普通チェックインってその後じゃね?と思ったのだが、なんと横にはチェックインは10時と書いてあったのだ。

謎である。そんなことあり得るのだろうか?

ちなみにBooking.com上では14時チェックアウトと書いてあった。

オフシーズンだからサービスってことなのかな?

ありがたくチェックインさせてもらい、移動で疲れていたので一眠りすることにした。

 

 

少し休んだ後、昼食を探しながら街をブラブラする。

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ブルーチーズ的な醗酵の雰囲気がする。食べてみたが味はまずまず。

でもこんなふうな路上の屋台が多いので、歩いていると楽しい。

 

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路上でパクつく人々。

 

ちなみにメキシコ人はけっこうシャイみたいだ。他の客の方はもちろん、店員でさえ僕(外国人)にはあんまり愛想よくないし、注文しようと思っても明らかに視線そらされたりすることもたびたびあった。少しばかし覚えたスペイン語で注文しても全く反応がなくて、「注文聞こえてるのかな?」とか思ってたら、数分後に何も言わず料理を渡されるとかちょいちょいあった。

華やかなサルサのイメージとはだいぶ違うので意外だったけど、ネットで調べると、メキシコや南米在住の人で「現地人って結構陰湿でシャイだよ!」って書いてる人結構いるみたい。

意外だ。

まあ後はやっぱり、英語が話せないことの影響なのかなあと思うけど。

ちゃんとしたレストランみたいなところに行くと、1人は英語が話せる人がいるんだけど、その人以外は全く相手にしてくれないからね。

 

 

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ソカロ広場の近くにあるメキシコシティ・メトロポリタン大聖堂。スペイン入植直後の16世紀から300年もかけて建設されたらしい。

教会のいいところは無料で入れるところ。

 

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ここの音楽室だけは有料だった。なぜなのだ。いくらかは忘れたけど安かったからいいけど。

 

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教会以外にもスペイン式?の立派な建物がいっぱいある。

 

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これは郵便局。

なかなか美しく観光名所になっているみたい。

 

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物価チェック。ハイネケンが3本で250円。

 

少しずつ日も暮れて、仕事を終えた人々で街も賑わい出す。

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ソナロッサと呼ばれるメキシコシティ随一の繁華街。

めちゃくちゃ人が多い。

 

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銀行にめっちゃ並んでる人々。

 

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日も完全に暮れたがソカロ広場にはたくさんの人がいる。

子供連れも多く、治安が悪いなんて嘘のように感じる。

でも、街には人通りが多い通りもあれば、人通りが全く無い通りも多い。不気味なほどに。そしてそういうところで騎馬警官がパトロールしていたりす。

ふむ。確かに治安は悪そうだ。

 

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ただ夜のソカロ広場はなかなか美しい。

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夕食はこちら。

左はトータスというタコスの次に定番のメキシコ料理。まあただのサンドイッチなんだけど。スープもうまい。メキシコでは何度かスープを食べたけど、鳥とアボカドが使われているというのは共通みたい。

てかアボカドってメキシコ発祥で生産量一位もメキシコらしい。知らなかった。

 

こうして久々の旅の一日目は終了。今後の予定を考えながら宿に戻った。

近況報告⑥ 自体は急変。一件落着か。

★1月3日

ブチ切れ元旦大掃除事件から2日。

 

今日も出勤したときの様子がおかしかった。

一昨日と同じ。例のレバノン人がいないようで、店が閉まっている。

ふむ。

 

悪い予感がしたがとりあえず鍵を開けて中に入る。

パッと見で汚な…くはない。

だがカウンターの中に入ってみて驚いた。

「ぶっ壊されてる…。」

 

大事な商売道具のプリンターとラミネート加工のマシンがぶっ壊されていたのだ。

プリンターの方は、操作ディスプレイの部分が力づくで取り外されてるくらいの完膚なきまでに壊れている。

これは試さなくても動かない事がわかるだろう。

ラミネートマシンのほうは、おそらくどこかにぶつけられたのか大きく凹んでいる。

 

(※ちなみにラミネートマシンとは、うちの商品であるカードの両面にフィルターなど(強度強化のための)を貼り付けるための機械だ。

まあ大体↓こんな感じ。

https://www.google.com/search?q=%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3&sxsrf=ACYBGNTC1cy5kZ-6x6jD8aT6m-PRWxCO5A:1578118176713&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjLqtiqpOnmAhXJBc0KHUDyDLMQ_AUoAXoECAwQAw&biw=1504&bih=860

 

テーブルにローラーがついていて、発熱している。

熱と圧力でカードにフィルタをくっつけるのだ。)

 

そのラミネートマシンも発熱はするのだが、ローラーが動かない。

これは使い物にならない。

 

 

流石に少し動揺しているところにお客さんが来てしまい、とりあえず対応。

普段は使わないバックアップ用のプリンタとラミネートマシンで商品を作り終えてから気づく。

流石にオーナーに報告しなくては…(本当のオーナーが誰なのかは知らないが)。

 

その後は色々あった。

これまでの流れからの第一容疑者であるレバノン人(まあ癇癪はよく起こすし、店に寝泊まりしているし、元旦の件でご機嫌斜めだったから)が戻ってきたり、オーナーが店に来て奴と喧嘩してたり、奴が僕に罪をなすりつけようとしたり、、、。

 

まあ色々あったが、結果オーナーがブチ切れ。

レバノン人を追い払うとともに、ドアの鍵を交換して他の店員がいないときに彼が店に入れないようにした。

その上僕が出勤中のレバノン人の入店を禁止した。

実際、僕は開店時間の6~7割ほどを一人で店番しているので、レバノン人はほぼ店に入れないようになった。

 

当然夜間も彼は店に入れないので、もう彼が発生させる公害級のゴミの山を掃除しなきゃならないこともなくなった(と思う)。

この何日か色々あって、僕も相当モヤモヤとした気分が続いていたが、これでおそらく数年(もしくは10年以上?)続いていたであろう大問題が解消したのである。

よくやったものである。

まあ最後はオーナー頼みだけど。

 

 

当然これはきれいな解決方法ではない。

 

ふと思い出すのが、アフリカで出会ったボランティアやビジネスで来ていた日本人やその他の外国人たちだった。

彼らはほんとに、みんな人間できてる人(人格者)たちだった。

 

彼らだったらもっとスマートな解決をするんだろうなー。とかまだまだ自分は子供だなーとかすごく思ってしまう。

 

そういや会社員時代も5年間で一回だけ、外注先の人にブチ切れしたなあ。

あのときは土日に彼らを呼び出して個室に1日中閉じ込めてバグ修正させてたっけ。

会社員時代、上司に怒られたことなんてほとんどなかった(忘れてるだけか)けど、流石にあの時ばかりはフロアの端っこで上司にやんわりと注意された。

「お互い気分良く仕事できなくなったら、結果どうなると思う?」って。

ほんとできた方である。そして僕はまだまだわかっていないか…。

 

 

それでも問題が解決されて、前に進んだのも事実である。

大人になりたいと思う反面、こういう強硬さも捨ててはいけないのかなーとも思う。

どうあるべきか。どう生きるべきか。難しい。

 

少しずれるかもしれないが、

去年中国を旅行していたときに読んでいた「楽毅」に出てきた「大胆細心」という言葉が最近頭に引っかかっている。

前半の大ボスである趙王の性格を表した言葉で、一見その着想や最初の行動は奇抜で大胆に見えるが、実際の行動や計画は緻密な計算の上で行っているという意味であるらしい。

そんなふうに強硬さと柔らかさも合わせ持てたら良いと思う。

 

そういえば楽毅の最初のセリフは「人が見事に生きるのは難しいものだな」というようなものだった。

こんな汚いやり方は到底「見事」とは言われないだろうな。

近況報告⑤ 年始、ついにイライラが爆発。

★新年一発目のしごと

年末年始もふつーに出勤、するはずが、、、。

 

元旦は1時からの出勤だったのだが、店についたときに少し様子がおかしい事に気づいた。

いつもは僕が行く前に店にいついているレバノン人が店を開けているのに、店のドアは閉じたまま。

ひと気も全くない。

まあ鍵持ってるから開けて入ればいいかーと思って、ドアを開けて愕然とした。

 

レバノン人はいない。

そして汚い。あまりに汚すぎる。

 

おそらくレバノン人のベッドだと思われる、ダンボールや変な布が散乱してるし(しかもおそらく二人分の寝床があった。理由は謎。)。

それに床に散乱したビール、ワイン、マリファナ、タバコ、みかんの皮やパン?それにゴミゴミゴミ…。

それを見た瞬間一気に頭に血が登ってしまった。

 

そもそもいつも職場が汚いことに毎日毎日イライラさせられてきたのだ。

いつも僕が出勤して最初にやることは掃除。

しかも大体10分以上かかる。

時間の無駄。

 

掃除が大の嫌いで、3ヶ月住んでいる今の自分の部屋を一度も掃除したことがない人間が、なんで職場のホームレスのゴミ掃除を毎日せにゃならんのだとつくづくイライラさせられていたのだ。

でもここに来た当初は「ただただ職場が汚い」というだけの理由で、様々なトラブルが起こり、非効率が起こり、その結果お客さんを随分待たせていたのが気に食わなかったので、職場を清潔に保とうと決めたのだった。

 

そのイライラが、いつにも輪をかけてひどい今日の惨状を目にして、我慢の限界に達した。

 

とりあえず大きくて捨てにくいダンボール類や奴の服やバッグなどはすべて店の前の路上に放り出した。(このとき警察が来なくてよかった)

それ以外のゴミや目についた彼の捨てやすそうな私物は手当り次第公共のゴミ箱に放り込む。

すべてをきれいに片付け、掃き掃除までしたら30分以上かかってしまった。

これが新年最初のしごとなんて、縁起が悪すぎる。

 

まあその後どこからか戻ってきたレバノン人と口論になったのは言うまでもない。

が、言いたいことをすべて吐き出すことができずイライラは引きずったまま。

そのイライラをこうやって日本語でネットに書き込むことで解消しようとしている。。。。

なんてダサい。

 

今年はもう少しスピーキング特化で英語は頑張ろう。

あとアクティブに行動しよう。と思った新年の1日目だった。

近況報告④ 年末年始もイライラが止まらない。。。

★一番難しいのは

今日は色々あってイライラが限界に達し、店を30分くらい開けて頭を冷やしてきた。

まあ主に原因はオーナーなのだが、

この仕事、クリスマス・ホリデーシーズンは忙しいので、普段はたまに様子を見に来るだけのオーナーも結構ガッツリ手伝ってくれるのです。

だけどその手伝いが雑すぎる…。

 

主にオーナーは接客を手伝ってくれて、僕はオーナーが作った注文票をもとに製品を作るって形になってるんだけど、いつものように自分で作っている注文表じゃないのもあってかどうしてもミスが連発。

僕としては「どうしてこんなに情報不足なんだろう?」とか、「これで内容が伝わると思ってるのだろうか?」とか思う。

何回も注意して、本人も悪いところはわかっているっぽいのだが、ついミスってしまうらしい。

何回か謝られたところでつい我慢の限界に達したのだが、その場では口から英語が出てくることはなく、とりあえず一度冷静に考えるために黙って店を後にした。

 

外を散歩しながら、「日本語だったらこう言うのになー」って言葉はいっぱい出てくるのだが、やっぱり英語だと難しい。

何より、自分より圧倒的に言葉が達者な人に説法するっていうのは度胸いるよなー。

「なんとか伝わる」レベルの英語じゃなんともならないなーとか思うのだった。

 

言葉の壁ってやっぱりあるなーというのと、人の習慣とかを変えるのって難しいなーと思うのだった。

 

 

そういえば今までいろんなイラつく客(というか客でもないただの嘘つき)は何度も来たけど、ちゃんと怒れたことは一回もない。

せいぜい軽く理由を言って、「Sorry.We cannot help you」とかって言うくらい。

これをネイティブのガキども相手に、説教して追い返してやるくらいのスピーキング能力がほしいなーと思うのだ。

うちのもうひとりのバイトは日本人だけど、そのくらいできてるからなー。

まあもう5年カナダにいるらしいから半分カナダ人みたいなもんだけど。

 

 

★新ビジネス

オーナーが新ビジネス(というか道楽?)を始めるらしく、最近毎日のようにそのためのWebサイトづくりを手伝ってほしいと言われている。

てかオーナーの奥さんはもとウェブデザイナーらしいので、「奥さんに頼めばやってくれるんじゃない?」と聞くと「何度お願いしても断られる…」とのこと。

新ビジネスよりも夫婦仲を気にしたほうがいいのでは…と思ってしまう。

 

どうやら最近オーナーがよく店を手伝ってくれる理由も、半分は「早く僕の仕事を終わらせて、余った時間でサイトを作ってもらおう」という魂胆みたい。

だとしたらミス連発の今の状況は逆効果ななんだけど…。

 

 

★貯金

こんだけ仕事してる分貯金はガッチリ溜まってきてます。

まだ働き始めて3ヶ月ちょいだけど、カナダドルの貯金が5,500Cドル(46万円)くらいになりました

ぶっちゃけこれでも1日6時間勤務だしなー。バイト掛け持ちしようかなーとか思ってるくらい暇。

掛け持ちしてこの一年を貯金の年にしようと思ったら、250万くらい貯金できるのではと思ってしまう。

それもありだな~。

 

貯金できてる原因の一つはもちろん日本よりも賃金が高いってこと。

僕はただのバイトなのに時給15ドル(1,250円)くらいだし(当初の提示額はね。今はプラスでもらってるけど)。

 

それともう一つの原因はカナダの物価にある。

こっちの物価って、日本よりも低いものもあれば高いものもあるんだけど、一言で言うと「(価格帯が)高いものは(物価が)高い」って感じなんですよね。

例えば食に関して言うと、野菜とかは日本より安いけど、肉や魚は日本よりもそこそこ割高。そして外食はめちゃくちゃ高い!って感じ。

飲み物とかも、ただの炭酸飲料やビールとかは日本と同じか少し安いくらいだけど、果汁100%(?)ジュースみたいなやつとか、牛乳とかは日本よりも割高。

旅行に行こうとすれば、ホテルとかはガチガチに高いらしい。

要は、ただ節約して生きたい人にとってはめちゃくちゃ貯金できるんですよねー。

 

そしてこういう物価を知ってしまうと、なおさらここで旅行とかなんてする気がなくなってくる…。

 

2月の頭に10日くらい休みが取れる事になったんですが、カリブ海の島にでも逃げようかなーなんて画策中。

 

 

★名前

f:id:sasetsu_u:20191231121807j:plain2週間くらい前から店に顔を出すようになったニューフェイス(断じて客ではない)が、僕の名前を題材?にして絵を書いてくれた。

極めつけに「お前愛するの名前も入れてやる。名前はなんだ?」と言うので、「僕の神だ。名前は"Kami"だ。」と言ったら、それも入れてくれた。

そんで色々どこかどうなって何を表しているのか、じっくり時間をかけて教えてくれたよ。

というか僕は仕事中なのだが。

 

それを見てオーナーは「おー!すげーじゃん!!」みたいな感じで褒めてやって、20ドル握らせてたけど…。

えなに、ここは学童なの??

そんなことするとまた来るけど、うちにいついてるレバノン人と仲が悪いから困るんだよなあ…。

彼が来ると決まってレバノン人が荒れて、めちゃ高圧的に金を要求してくるんだが。

金をせびる前に働け!と思う。

近況報告③ クリスマスなのにイライラが止まらない。。。

★監視カメラ役に立たず。。。

以前の記事にも書いていたんですが、僕の働いている店ではサンプル商品がよく盗まれる。

盗まれるたびにサンプルを作り直さなければいけないので、僕にとってはクッソイライラする事案。そのため、オーナーになんとかお願いをして監視カメラを導入してもらったのだった。

その監視カメラ導入にもひと悶着あったのだが、最近やっとのことでカメラ設置が完了。いつ盗人が来ても、確実に顔写真を捉えてやる準備はできていた。

 

そんな昨日の昼のこと。

僕がいつもどおり1時ころ出勤すると、店に住み着いているレバノン人が僕と入れ違いで出ていった。

珍しいな…。いつもは夕方くらいまで店の近くにいるのに。

 

店には僕が着く前に来た客からの注文情報が残されていた。

合計で310ドル分!

お金はすべてキャッシュ前金でもらっているはずなんですが、店に残されていたのは140ドル。

あいつ、170取りやがったな!!

 

そんでもってサンプル商品を確認すると2枚も見つからない物がある。

 

 

もう全部ひっくるめて何があったのかを監視カメラで明らかにしようと思い、昨晩の映像を再生。するも何故か映像が真っ暗。

あれあれ?と思いながら前日の夕方まで巻き戻していくと。。。

やりやがった、こいつガムテープでカメラを覆ってやがる…。

そのため前日の夜からの映像はすべて真っ暗闇。

結局、なんでサンプルが消えたのかや、どう言う状況で彼がお金を盗ったのかは迷宮入りになったのだった。

 

 

当然僕のイライラは限界に達し、その後様子を見に来たオーナーに怒りのままに色々訴えたところ、僕をなだめるため?なのか、いつもより50ドル多めに給料がもらえましたとさ。

ちなみにその日の給料は6Hで合計150ドル。25ドル/H。

日本円にすると時給2,200円くらいかな?

まあそれで怒りがおさまることはないけど。

 

ちなみに彼がカメラをガムテープで覆うのは、なにか悪いことをするからとかではなく、単純に寝相を見られるのがやだかららしい。

じゃあここで寝るんじゃねえよ!

 

 

★誰がオーナーなのか謎

こんなクソなレバノン人だが、実は店の真のオーナーだったらしい。

謎である。

いやそれも本当かどうかわからない。

多分誰に問いただしても納得できる情報は出てこないだろうと思っているから、もう誰かに聞くのは諦めている。

思えば僕、この店の名前まだ知らないんだよなあ。

こんなちっさいちっさい掘っ立て小屋みたいな店、明日急になくなっていても何も不思議に思わない。

 

 

★カナダ、全然寒くなかった。

先月、まだ11月の頭ころなのに早々とマイナス10度に突入したトロント

「11月でこれってまじで死ぬんじゃ。。。」とか思っていたんですが、実はこれ例年からすると異常な寒さだったみたい。

それ以降寒さは落ち着いて、今週もかなり暖かい。

最低気温がマイナス行くかどうかとかそのくらい。

服装も日本にいるときと全然変わってないし、杞憂だったなー。

1、2月は超寒くてマイナス20度までいくなんて言われてるけど、このぶんなら普通に乗り越えられそう。

ま、ここトロントはカナダで一番暖かいエリアみたいだけど。

 

 

★なんだかんだクリスマスっぽい日々ではある。

去年のこの時期はエジプトのダハブだったなー、まあクリスマスなんて僕には関係ないよなー。とか思ってたけど、最近行っている教会の英語教室主催のクリスマスパーティーに行ってたり、大家とハウスメイトとクリスマスディナー?に行ったり、店のオーナーからクリスマスプレゼントで50ドルもらったり。

なんだかんだクリスマスっぽい日々を過ごしてはいる。

そして年中無休だと思ってたこの店も明日のクリスマス当日は休みということで、いきなり暇な日ができてしまった。(というかそれは前日に知らされるのもどうかと思うが。)

てかこっちのクリスマスってほんとにほとんどの店が閉まるらしいですね。

開いているのはマクドナルドくらいらしい。

 

観光地ならやってるかなー。これを機にナイアガラの滝でも見に行こうかなーなんて画策中。

 

 

★英語は伸びたなーとは思う。

まあ毎日英語に触れてる分、リスニングは確実に伸びたなーと思う。

あと語彙も確実についたしなー。

TOEICやったら900は絶対行くと思う(3ヶ月前で840だったし)。

接客でもほぼ困ることはなくなってきた。

が、やっぱり接客だと使う英語も限られてくるし、汎用的なスピーキングスキルはあんまり上がってないな…と思う。

年明けくらいから集中的にスピーキング鍛えようかなあ。

 

 

★やはりクレイジーな人は多い。

だいたい困らなくなった仕事でも、全然対処しきれないケースがある。

それは客じゃないやつが入ってくるとき!

北米あるあるなのかわからないけど、客じゃないやつがふらーっと入ってきていきなりペラペラ話し出すことがちらほらあるんです。

そういうときの英語はまったく何言ってるのか未だにわからない。

比喩じゃなく5%も理解できない感じ。かろうじて英語であることはわかるレベル。

 

まあ彼らの話し方が良くないのもあるんだと思うけど、例のレバノン人がいるときとかはうまく会話してるから、やっぱり僕はまだ崩れた英語の聞き取り能力がついてないんだなーと思う。

まあだいたいそういう人は雰囲気で客じゃないのがわかるので、ガン無視することにしている。

オーナーからも「大人は相手にしなくていいよ」って言われてるし。

 

まあ大体そういうお客さんて薬中だったりするんだよねー。

この前とかコカイン持ったやつがやってきて、僕にコカインを渡そうとしてきたしなー。だいたいそういうやつってふらついているし手も震えているので、コカインを店の床にぶちまけることになるという。

その時はレバノン人もいたので、二人がかりで力づくで店から追い出したが。

 

ちなみになぜ彼が持っていたのがコカインだとわかったかと言うと、店のレバノン人が教えてくれたからです。

ちなみに大麻が合法なカナダでもコカインは違法。

なんでお前わかるんだよ!?っていうね。。。

 

 

僕の店以外にもクレイジーな人は多い。

まちなかでは月イチくらいで捕物を見る。警察が暴れている大人を大人数で地面に押さえつけてるみたいな感じのやつ。

 

地下鉄の入り口のドアとかコンビニのドアにはドアマンがいることが多い。

当然彼らは正式なドアマンなんかじゃなく、ドアを開けてあげる代わりにお金を恵んでもらおうとするただのホームレスだ。

ボロボロのかっこに不健康そうな顔色なのに、目だけパッチリ開いていて満面の笑みでドアを開けてくれたりする。

正直超怖い。

 

まあそんなホームレスたちも毎年2月には寒さによって数百人単位で死亡するらしい。

そしてまた一年かけてどんどん増えてくるんだろうなあ。

 

 

★カナダが治安いいなんて絶対ウソ

上に書いた以外にも、ニュースを見れば週に1,2回は銃殺事件が起きたって話が出てくるし、現地人と話すと治安の話になって「どこどこのエリアはギャングのシマだから近づかないほうがいい」なんて話を聞くし、僕の店にもこの前メキシコ系の麻薬カルテルの人が来たし(レバノン人談)、僕の店で昔働いてた人は暗殺されたらしいし。

カナダの治安ってどうなのよ??

カナダに来る前は、カナダって日本と同等くらいに治安がいいってイメージがあったけど、軽くぶっ壊された感じ。

 

僕がカナダに来た直後に直面した、最低賃金割れの違法労働がおそらく日本以上にはびこっていることも合わせて、カナダって闇深いなーと思う。

結局「アメリカと比べたらマシだよ」ってだけなんじゃない?

まあアメリカ住んだことないけど。

近況報告② 万引き犯との対決は続く

盗まれるのが止まらない…。

 

僕が働いているのはお土産用(?)カード屋。

いろんな種類のカードがあるのでそのサンプルを客に見えるように置いているのだが、それがいつの間にか盗まれるのだ。

店と言っても小さな店である。

面積にして3畳分くらいかな?

小さいカウンターの上に30種類くらいのカードがわらわらと置かれているのだが、それがいつの間にか少なくなっているのだ…。

 

サンプルと言っても今までは、商品のカードを作るときに印刷ミスしたミスプリントを置いていた。

それに種類が多いのもあって、いつの間にか少なくなっていても、「あーどっかに失くしちゃったのかなー」とかって思って、適当にまたミスプリントからサンプルを補充することを繰り返していた。

 

いやいや、でもミスプリをサンプルにするのって良くないよね…。

ってなことでちゃんと「サンプル」って書いたサンプルカードを作ったのが1週間前のこと。

そしてそれから一週間でなくなったカード3枚。

実に2日に1枚くらいで盗まれている。

 

いや、最初の1枚がなくなったときは「またなくしたのかなー」くらいに思っていたんです。

2枚目がなくなったときに「どうやらおかしい」ということに気づいた。

とりあえずまずは、カウンターの上でそれぞれのカードを置くポジションを決めて、1枚でもなくなったらすぐに気づけるようにした。

そして3枚目がなくなったのが今日。

 

数十分に1回くらいはチェックしていたので、盗まれた時間はほぼ割れている。

その間に訪れた客は3人。

小さい店なので、僕の目と鼻の先で盗まれたことになるけど、僕も自分の作業をしているのでずっとお客さんを監視してはいられない…。

 

あの3人のうち誰が盗ったのかなーとか、どう言うつもりで盗ったのかなーとか思うとやるせない。

 

3人のうちの2人はカップルだった。

彼らは過去にカードを買ったお客さんだったのだが、カードをなくしたらしく作り直しに来たのだ。

うちの店は1ヶ月保証をもうけているので、1ヶ月以内なら無料で作り直しをする。

1ヶ月を過ぎても買ってから数ヶ月とか半年くらいしかたっていない場合は、半額値引きとかで新しいカードを作ってやることもしているのだ。

・・・ただし、それはレシートを持っていればの話である。

当然だけど。

 

カップルのうち男のほうはうちのカードを持っていて、今年の夏頃女の方と一緒に作りに来たらしいのだ。

それで女性の方だけカードをなくしてしまった。レシートは持っていない。

 

お願いだから格安で作ってくれと懇願されたけど、これがまかり通ったらいくらでも値引きさせほうだいになってしまう。

「10ドルまでなら引いてやる。」と言ったのだが、それは高すぎると言って去っていった彼ら。

その腹いせに盗んだのだろうか。

 

今、監視カメラはあるのだけど壊れていて動作していない。

あと1、2週間であたらしいものを導入できるとは思うのだが、それも効果あるのかな?

客からみたら今だって監視カメラ自体は見えてるので、なんの抑止力にもなっていないのではないかと思う。

もういっそのことカードを鎖でカウンターにつないでおけばいいんじゃないかと思う。

 

オーナーにも相談しているが「ここは日本じゃない。カナダだから、こんな小さなことまでコントロールしないほうがいい。悪ガキは俺らとは違う哲学で生きている。監視カメラで撮れたところでなす術なんてない。警察に持っていったって笑われるだけだ。」みたいなことを言われてしまった。

 

かと言って数日に1回もサンプルカードがパクられていたら、サンプルカードを作るだけで一つの仕事になってしまう。

じゃあミスプリントでいいじゃんとなれば、それはそれで別の問題が生まれてしまう。

 

悪ガキのおかげで成り立っている店でもあるので、あまり強硬なことはしたくないしなー。

この問題はかなり長引きそうだ。