仕事やめて世界放浪してくる

2018年7月から、世界一周の旅に行ってきます!

沿ドニエストル① ティラスポリではコインを探せ

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダンエチオピアジブチソマリランドエチオピアⅡ→ケニアウガンダルワンダブルンジタンザニアモザンビーク→マラウイザンビアジンバブエボツワナジンバブエⅡ→モザンビークⅡ→エスワティニ→南アフリカ→レソト南アフリカベラルーシウクライナモルドバ沿ドニエストルモルドバ

 

◆35ヶ国目沿ドニエストルモルドバ共和国

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首都:ティラスポリ

為替:1沿ドニエストルルーブル=???

 

モルドバの内部に存在する未承認国。

ほとんどの国から主権国家として承認されていないが、入出国管理がなされていたり、自国通貨があるなど、実質的にはモルドバから独立していると言える。

国民の1/3がロシア系、1/3がウクライナ系、残りがモルドバ系となっており、ルーマニア色の強いモルドバの政治にロシア、ウクライナ系の住民が反発し、独立宣言を行うことになった。

ちなみに1文字目に漢字が使われる珍しい国の一つでもある。

(東アジア諸国や"方角"を表す漢字が使われる国を除くと、ここと「赤道ギニア」のみ。)

 

 

◆2019.5.31

※今日の投稿は事情により写真はほぼ無しです...。

 

今日は沿ドニエストルと言われる超マイナー国に行きます。

てかそもそもモルドバさえマイナーなのに、この国はそれに輪をかけてマイナーなのだ。

 

 

実はモルドバの中には2つの自治区がある。

その一つがこの沿ドニエストル

すでに独立宣言もしていて、モルドバ政府の統治が及んでいない。

独立国家と呼べる「国」である。

そもそもこの地区には、ウクライナと同じくロシア系住民が多く住んでいる。

だから、ルーマニアよりのモルドバに反発して独立宣言をしたらしい。

まあモルドバと言ったら、ルーマニアとの統合も考えている(国民投票をやって僅差で統合はならなかったが)くらいルーアニアより。

それに反発するのは当然とも言える。

 

ちなみに沿ドニエストル自体は超貧しい。

貧しいと言われるモルドバよりも貧しいらしいので、モルドバに出稼ぎに来ちゃったりするらしい。

もう何が何なのか...。

貧しさのためにロシアへの編入を望んでいるのだが、ロシアからは相手にされていない。

そもそも国家承認もされていないのだ。

(というか国連加盟国は一カ国も承認していない。せいぜい未承認国家同士で承認しあっているくらいである。)

 

 

ちなみにモルドバにはもう一つ「ガガウズ共和国」という自治区もあるが、こちらは独立宣言はしていない(過去していたが取り下げた)し、モルドバの支配も及んでいるので、単なる自治区であると言えるだろう。

 

 

とりあえず今回は沿ドニエストルの首都であるティラスポリに行ってみることにした。

移動はバス。

昨日も使った中央バスステーションから直通バスが出ている。

 

1時間ほどでティラスポリへ。

 

ちなみに、沿ドニエストルは縦にめっちゃくちゃ細長い国です。

縦は数百キロあるのだが、横幅は10kmとかそんなもの。

中心部でも、下手したら5kmくらいしか幅がないところもある。

 

自称独立国家なだあって、ティラスポリにつく直前には簡単なイミグレのようなものがあった。

バスを降りてパスポートを見せると、スタンプは押されなかった代わりに

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こんな入国証をもらった。

 

ちなみに沿ドニエストルに宿泊するためには滞在登録のようなものが必要らしい。

そのため多くの観光客は日帰りしてしまう。

僕もその予定だ。

帰りのボーダーでこの入国証を提出することで、宿泊してないかどうかをチェックするようだ。

ちなみにそのときにこの入国証は回収されてしまい、沿ドニエストルに入ったという痕跡はどこにも残らないようなしくみになっているようだ。

 

イミグレを越えてすぐにティラスポリに入り、駅前にバスは到着した。

 

 

ここティラスポリには、まあこれまでの流れで予想できる通り、とくに目立った観光名所はない。

とりあえず近くの観光案内所に行く。

バスから降りたところから歩いて5分くらい「ティラスポリ観光案内所」というツーリストセンターがある。

 

そこが予想外になかなかしっかりしていて、完璧な街のマップとオススメのレストラン情報などを入手することができた。

 

そのマップを頼りに街歩き。

 

ティラスポリはそんなに大きい街ではない。

駅前から大通りを通って、街の外れにあるドニエストル川(モルドバとの国境になっている川)まで行って、帰ってくることにした。

 

街中を歩く。

 

途中両替をして、ティラスポリのお金をゲット。

ここで入手したお金は普通のお札だった。

レートはモルドバレイと大体同じくらいだったと思う。

 

ここではだいたいの店がクレカを使えないのでお金を両替する必要がある。

ただ、銀行とかにいくとクレジットカードを使ってドニエストルルーブルを降ろせる(友人ATMみたいなもの)ので、特に準備をしていかなくても困ることはないと思う。

 

 

川までゆっくり歩いていく。

途中で公園とか教会とか戦争記念碑とか戦車(戦争を記念した)があったけど、そこまで特に見るものはなかった。

川に着いてちょっと休憩でもしようと思い、近くの売店でジュースを買う。

そのときに渡されたお釣りを見て衝撃を受けた!

 

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これ。

プラスチックみたいなコイン!

しかも3という微妙な数字!

 

こ、これは...他にはどんな種類があるのだろうか。

ググったら、どうやら1、3、5、10の4種類があることがわかった。

 

僕は最初これを「カペイカ」(ドルで言うセントみたいなもの)だと思っていた。

どうせみんな持ってるでしょ、と思い路上で聞き込み開始。

持ってる人がいたら、お札と両替してもらおうかなと思ったのだが...。

 

何人かに訊く、だが誰も持っていない。

しかもやはり英語が通じる人が少なく、冷たくあしらわれることも多い。

心が折れかけたころ、救世主登場!

 

流暢に話せる学生2人が現れた。

彼らが言うに、これはカペイカじゃなくてルーブルらしい。

ということは同じルーブルの中でコインと紙幣が混ざっている...?

1とか5、10は紙幣のほうもあるからみんなはほとんどそっちを持っていて、普通はコインなんて持っていないらしい。

どうしてそうなっているんだ...。

 

とりあえず全部そろえたいので、学生たちに手伝ってもらいつついろんな人や店、銀行に聞き込みしまくった。

その結果

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全種類コンプ完了!

見れば見るほど奇妙なコイン。

だけどこれだけ形が違うと、目が見えない人でも判別しやすいね!

 

 

ということで満足したので、キシナウに帰ります!

 

帰りのイミグレ。

入国証は必ず回収されるということだったが、ここはなんとか持ち帰りたい!

そう思ってイミグレにトライした。

 

イミグレの審査官にパスポートを渡す。

「入国証は?」

「入国証?えーと...」

とりあえず探しているフリ。

あ、なくなっちゃったー!で行けるかなーと思い、ちらっと彼の顔色を伺うが...。

雰囲気的には冗談で済みそうではないは...。

仕方ないのでおとなしく入国証を差し出す。

なのに、

「はい、オッケー!」と言って普通に入国証を僕に返してくれた。

 

一体なぜ??

同じ宿だった人は昨日ここに来て、やはり入国証は回収されたと言っていたのに!

まあいいや、ラッキー!

帰ってパスポートに貼り付けよ

 

という感じで無事にキシナウの宿に帰り着くことができた。

 

 

その日の夜...。

ひょんなことからカメラをぶっ壊しました。

宿の中で床に落としたんです...。

確かに落ちたときに「ガチャッ」みたいなやな音がしたとは思ったんです。

だけど、せいぜい50cmくらいの高さだし、しかもケースに入れていたので大丈夫かなーと思ったのだが、その後永久に電源が入ることはなかった。無念。

 

直すのは難しいだろうなあ...。